高性能などの数値は設計で決まりますが、実際に何%発揮できるかは「施工次第」。。。
設計では決められない性能があります。例えばC値。。。
暖かさ寒さは温度計で決めるものではありません。答えは体感温度。。。
自然住宅だから健康に暮らせるのではありません。暮らし方が健康を左右します。。。
高性能研究所は、数値だけではない住宅の設計・施工ノウハウを提供しています。
皆様に提供できること
<断熱性能を上げたい>
単純に断熱材の厚さを増すだけでは、設計上の数値(Ua値)は上がっても体感温度は上がりません。
そのノウハウと、断熱施工時の注意点をお伝えします。
<気密性を上げたい>
チャレンジ1棟目からC値0.5㎠/㎡を切る家にできます。
慣れてくれば0.1㎠/㎡前後は難しくありません。
僕が手掛けた家の最高値は、0.045㎠/㎡です。(約40坪の家、充填断熱+可変透湿シート、国内サッシ(掃出し1箇所、中連2箇所他)
<高気密高断熱の欠点排除>
高気密高断熱住宅の最大の欠点は、夏熱い家になることです。
その欠点を排除する手法をお伝えします。
<エアコン1台で暖冷房>
市販のエアコンでオリジナルな全館空調にすることができます。
<呼吸する壁>
健康的で快適な家(ぐっすり眠れるなど)にすることができます。
<100年住宅>
もちろんメンテナンスが必要ですが、メンテナンス費を抑えた長寿妙な家づくりの考え方をお伝えします。
・ベタ基礎の欠点排除
・基礎断熱(内)の優位性
・外壁のメンテナンス性
・サッシの交換性(外壁を剥がさずに交換できる)
・屋根の通気の仕方
・床張り替えの方法
・壁内結露(特に夏型結露)を起こさない壁
<正圧の家>
ほとんどの家が負圧になっています。正圧の家の快適さ、手法をお伝えします。
<感動の家づくり>
お客様が感動する家づくりの秘訣をお伝えします。クレームが無くなります。
<パッシブデザイン>
輻射熱を考える。
以上代表的なものを挙げております。これらの設計的考え方の指導、現場での施工指導、商品づくり、営業手法などを指導します。
また、これらを実践するのは社員・職人の方々です。
そんな方々の社員教育を行います。
「陽だまりの家」僕が幼少時に観たどこかのハウスメーカーのテレビCMの印象に残っている言葉です。
建築家になって、この言葉は印象操作であることが解りました。
この家は当時の性能から考えると、寒い時期の晴れた日には暖かい日差しが入り込む家という意味だと思いますが、実際は日差しが無い日や時間帯は開口部が大きくてとても寒い家となります。また、家族団らんを想像させる言葉でもあります。
高度成長期にハウスメーカーが誕生し、住宅展示場やテレビCMなど、見た目や五感を刺激して販売するスタイルが定着した頃の販売スタイルですね。あれから50年。多くはいまだに同じスタイルで販売しています。
もうやめませんか!そんな販売方法。もうやめませんか、そんな購入の仕方を。
でも、どうすればいいのか。。。
そんな風に少しでも思う施主の方、ビルダー向けのノウハウ提供をします。
近年、企業のコンプライアンスがうるさく報道されていますが、住宅業界がどの業界よりも一番遅れているように思います。僕は年間200棟ペースでホームインスペクションをしています。毎日色々なビルダーやお客様と接し、建築業界が他の業界よりもグレーゾーン(ハッキリダメとは言えない部分)が多い性質を持つのが原因でしょうか、業界の悪い部分が表に出にくい性質を持っているように思います。
【ホームインスペクションの限界】
ホームインスペクションや工程毎検査業務をしていて、指摘事項の無い物件はほぼゼロです。必ずと言っていいほど指摘事項を見つけます。
指摘事項は小さなものから大きなものまでさまざまです。
指摘事項は、工程途中であれば是正できます。
完成検査で見つけた指摘事項は、簡単なものは是正できます。
重大なものは是正できません。→泣き寝入りがほぼ100%です。
指摘事項を見つける以外に、グレーゾーンを発見します。
指摘ではないので、ビルダーにもお客様にも強く言えない時があります。
言えない時(事)もあります。グレーゾーンを言い出すと、建築が止まってしまいます。
【建築を楽しもう! 社員や職人に楽しみを与えよう! そして人生を楽しもう!】
ホームインスペクションをしても、悪いものが(指摘事項が)是正されるだけです。
いい家づくりにはなりません。
では、どうすればいいのか?
ビルダーのレベルを上げるしか方法がありません。
そもそも、知らない。
知っていてもやらない。チャレンジしない。
レべルを上げようとしていない。
これは今も昔もそんなに変わっていません。
時代背景と共に、少しずつは良くなっていますが。。。
わかってはいるが、そんなことをすれば儲からない。
社員が大変でついてこれない。すぐ辞める。
職人がついてこれない。請け負ってくれない。
ほとんどの経営層はそう思っているのではないでしょうか?
まったく逆です。
お客様は人生をかけて家づくりを依頼しています。
ビルダー社員は人生をかけて家づくりをしていません。
楽しくないからです。
僕が指導して「いい家づくり」になり、お客様が感動すれば、心象操作販売などせずとも、口コミで拡がる時代です。
本当にお客様が感動して、感謝して頂ければ、社員や職人は「やりがい、生きがい」を感じます。最初は大変ですがすぐに慣れ、人生をかけた家づくりをしだすでしょう。
人生をかけた家づくりをしている人は、生まれ変わっても建築の仕事をしたいと思っているはずです。少なくとも僕はもう一度建築家として生きたいと思っています。
人生をかけた家づくりをしている人は、子供に同じ道に進んで欲しいと思っているはずです。一度工務店の専門業の方々にアンケートを取ったことがあります。自分の子供に跡を継いで欲しいと答えた方は0/30社でした。それが現実です。
そんな時代だからこそ、一番最初に取り組む。
一人で、1社でやるのは大変険しい道のりです。
ですから一緒に取り組む。
現在日本に講義などで指導している会社は見かけますが、実際に現場中心で教えている会社は無いように思います。日本初の実践指導を行います。